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能代市議会
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2002-06-01
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06月18日-03号
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能代市議会 2002-06-01
06月12日-01号
取得元:
能代市議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-19
平成14年 6月
定例会平成
十四年六月十二日(水曜日
)◯出席議員
(二十八名) 一番 後藤 健君 二番
斎藤宗一郎
君 三番
塚本民雄
君 四番 竹内 宏君 五番 畠 貞一郎君 六番
小林秀彦
君 七番 薩摩 博君 八番
原田悦子
君 九番
今野清孝
君 十番 矢田部 昌君 十一番
藤原良範
君 十二番
梅田味伸
君 十三番 中田 満君 十四番
伊藤洋文
君 十五番
畠山一男
君 十六番 柳谷 渉君 十七番 平野龍市君 十八番
佐藤幹雄
君 十九番
武田正廣
君 二十番
松谷福三
君 二十一番 熊谷 健君 二十二番
工藤勇男
君 二十三番
戸松正之
君 二十四番
大倉富士男
君 二十五番
相場洋子
君 二十六番
渡辺芳勝
君 二十七番
小林幸一郎
君 二十八番
住吉新作
君
-----------------------------◯欠席議員
なし
-----------------------------◯説明
のため出席した者 市長
宮腰洋逸
君 助役
櫻田栄一
君 収入役
相澤東生
君
監査委員
石井 清君
総務部長
布川隆治
君
企画部長
鈴木一真君
福祉保健部長
佐々木俊治
君
環境産業部長
柴田昭雄君
都市整備部長
宇野清一君
総務部次長
児玉孝四郎
君
環境産業部次長
森田泰章君
財政課長
三杉祐造君
総務課参事
袴田 司君
ガス水道局長
越前悠二君 教育長 野中和郎君
教育次長
河田潤一君
-----------------------------◯事務局職員出席者
事務局長
亀谷明治君
事務次長
宮腰憲一郎
君
議事係長
佐藤俊一
君 主任 伊藤 勉君 主任 平川健一君 主任
佐藤秀太
君
-----------------------------◯
本日の会議に付した事件 日程第一
会議録署名議員
の指名 日程第二 会期の決定 日程第三 諸般の報告 日程第四 表彰状の伝達 日程第五
提出議案
に対する
市長説明
-----------------------------
午前十時 開会 ○議長(竹内宏君) ただいまより
能代市議会定例会
を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の
出席議員
は、二十八名であります。 本日の
議事日程
は、日程表第九号のとおり定めました。
-----------------------------
△日程第一
会議録署名議員
の指名 ○議長(竹内宏君) 日程第一、
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第八十一条の規定により議長において、七番薩摩 博君、八番
原田悦子
君を指名いたします。
-----------------------------
△日程第二 会期の決定 ○議長(竹内宏君) 日程第二、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から六月二十五日までの十四日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(竹内宏君) 御異議なしと認めます。よって、会期は十四日間と決定いたしました。
-----------------------------
△日程第三 諸般の報告 ○議長(竹内宏君) 日程第三、諸般の報告はお手元に配付したとおりであります。
-----------------------------
△日程第四 表彰状の伝達 ○議長(竹内宏君) 日程第四、表彰状の伝達を行います。去る五月二十八日、東京都で開催されました
全国市議会議長会定期総会
において、表彰状の贈呈が行われ、
本市関係
では、議員十五年以上の
在職表彰
として、
武田正廣
君、
松谷福三
君、
工藤勇男
君、
渡辺芳勝
君、
小林幸一郎
君に表彰状が贈呈されました。 これより、表彰状の伝達を行います。 (職員
受賞者武田正廣
君を呼ぶ) ○議長(竹内宏君) 「表彰状 能代市
武田正廣
殿 あなたは
市議会議員
として十五年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十八回
定期総会
にあたり
本会表彰規程
により表彰いたします 平成十四年五月二十八日
全国市議会議長会会長小泉昭男
」(拍手) (職員
受賞者松谷福三
君を呼ぶ) ○議長(竹内宏君) 「表彰状 能代市
松谷福三
殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者工藤勇男
君を呼ぶ) ○議長(竹内宏君) 「表彰状 能代市
工藤勇男
殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者渡辺芳勝
君を呼ぶ) ○議長(竹内宏君) 「表彰状 能代市
渡辺芳勝
殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者小林幸一郎
君を呼ぶ) ○議長(竹内宏君) 「表彰状 能代市
小林幸一郎
殿 以下同文」(拍手) (
議長竹内
宏君 議長席に着く) ○議長(竹内宏君) これをもって、表彰状の伝達を終わります。
-----------------------------
△日程第五
提出議案
に対する
市長説明
○議長(竹内宏君) 日程第五、
提出議案
に対する市長の説明を求めます。市長。 (市長
宮腰洋逸
君 登壇) ◎市長(
宮腰洋逸
君) 平成十四年六月定例会の開会に当たり、提出諸議案の説明に先立ち、その後の市政及び諸般の動きについて、その大要を御報告申し上げます。 初めに、
ガス事業
の民営化についてでありますが、平成十一年十月に「能代市
ガス事業経営対策庁内検討委員会
」を設置し、
公営企業
として運営を継続することの是非について中・長期の
財政計画
や需要家への
サービス面等
、さまざまな角度から慎重に検討した結果、「極めて厳しい状況にある。しかし、クリーンで安全、安価な
ガスエネルギー
を提供していくことが望ましいため信頼のおける
民間企業
へ経営を譲渡し、
都市ガス事業
が継承されることが最も望ましい」との判断をいたしました。その後、需要家や有識者、
関係団体
からなる「能代市
ガス事業経営
のあり方に関する懇談会」を設置し、御検討をいただきましたが、十二年十一月に民営化の方針について、妥当なものとの御意見をいただきました。こうした経緯を踏まえ、受け入れに関心を示していただいた複数の事業所に対し
譲渡条件
を示しながら、慎重に交渉を進めておりましたが、去る五月十三日に
秋田県内
ではしにせの
プロパンガス販売事業
を営む
秋田プロパン販売株式会社
と譲渡を前提とした協議を進めるため「能代市
ガス事業
の譲渡に関する
基本協定書
」を締結いたしました。この協定においては、
ガス事業
を運営するための新たな
法人企業
を
能代市内
に設立すること、譲渡の期日を本年十月一日とすること、
予定譲渡価格
を二億円とすること等、
事業譲渡
にかかわる事項を定めております。今後、国県等への
認可申請
の手続や
事業引き継ぎ
の準備等を進めていくことになりますが、今定例会に
ガス事業
の廃止に係る条例案を提出いたしております。需要家の皆様に対しましては、民営化による不安や心配のないよう
説明会等
を開催し、譲渡が順調に進むよう万全を期してまいります。 次に、
市町村合併
についてでありますが、秋田県
山本地方部主催
の「
市町村合併トークin能代
」が、昨日、
市文化会館
中ホールで開催されました。県からは知事及び
関係職員
、市からは議員の皆様の御出席をいただいたほか、多数の市民の方々も傍聴に訪れ、合併問題について活発な質疑が交わされました。
能代山本地域
においては、
担当職員
による「
市町村合併
に関する勉強会」で
調査研究
を進めており、これまで五回開催しておりますが、現在、
作業部会
を設け各市町村の
財政状況等
の
現状分析
や合併した場合、しない場合の
シミュレーション作業
などを行っております。できるだけ早期に勉強会の
調査研究
の成果を取りまとめ、報告書を公表することにしているほか、公表後には
市民アンケート
を実施するため、今定例会に
関係予算案
を提出いたしております。また、
担当職員
による「
合併出前講座
」も実施しておりますが、
市町村合併
に関する情報等については、市民の皆様にわかりやすく提供するよう努めてまいります。
能代火力発電所
三号機の
建設繰り延べ
については、去る四月十日に五万一千五百九十一人の署名を携え、
関係市町村長
及び
議会議長
が
東北電力株式会社
へ
抗議行動
を行ったところでありますが、同社では、厳しい
経営状況
の説明にとどまっているのが現状であります。同社への抗議を継続するとともに、市民の皆様に白紙撤回への御理解を深めていただくため、去る五月三十一日から六月二日までの三日間、市内六カ所において「
抗議はがき
」への署名などの
街頭キャンペーン
を実施いたしました。三千七十五人の署名をいただいた住民の皆様並びに御参加をいただいた
市議会議員
初め
商工会議所
、市内各団体の皆様の御協力に対し、厚くお礼申し上げます。今後とも、
能代火力
三号機の現
計画どおり
の着工・
運転開始
に向けての行動を展開してまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。 昨日、国の来年度予算の概算要求に向けて、国・県に対する要望書を県知事に提出いたしました。
要望事項
は二十一項目で、
重点要望項目
である
秋田県立大学
への新たな学部の設置、
障害児福祉
の充実、
水道施設
の更新・
改良事業
に対する
国庫補助制度
の創設、風の
松原等松林保全
のための松くい虫対策、木の
まちづくり推進事業
への支援等、
企業誘致
(
能代工業団地
)の促進、
能代火力発電所
の
建設促進
、
浅内鉱さい堆積場跡地利用
の促進、
秋田新幹線
の延伸、
日本海沿岸東北自動車道
の
早期完成
、国道一〇一
号能代南拡幅
の
整備促進
、県道仙ノ
台檜山線
の
整備促進
、
地域高規格道路
・
西津軽能代沿岸道路
の
早期建設
、能代港の
コンテナ設備
及び
コンテナヤード
の整備等、
学校建設
の
国庫補助事業量
の確保及び
学校給食
における施設・設備等の
補助制度
の充実の十五項目については、県知事に直接内容を説明し、要望いたしたところであります。 次に、能代市地域新
エネルギービジョン策定等事業
についてでありますが、この事業は、新
エネルギー
・
産業技術総合開発機構
(NEDO)からの補助金を活用して実施するもので、
能代地域
における
自然条件
、
環境条件等
の
現況調査
や新
エネルギー
の
賦存量推計調査
などの
各種調査
・分析を行い、本市における特性を考慮しながら、既に実施している
風力発電
や建設中の
バイオマス発電
を含め、
クリーンエネルギー
、新
エネルギー
の発信基地としての可能性、実現性を目指すものであります。
ビジョン
の策定に当たっては、
学識経験者
、
地場産業関係者
、
住民代表者
、
エネルギー供給関係者
などで組織する
策定委員会
を設置し、御審議をいただくほか、庁内の
検討委員会
も設置して調査・検討を進め、平成十五年二月までに策定したいと考えております。 当初、
電源交付金事業
として計画した
在宅障害者支援施設
につきましては、その後の関連施策の進展等もあり、
関係団体
で構成する
障害者団体連絡協議会
に対して、
施設構成
の見直しや第一
保育所用地
を
能代警察署
へ譲渡する場合の新たな
建設予定地
について、市の
考え方等
を説明しながら協議を重ねてまいりました。また、
先進地視察
を二回実施し、
当該施設
に対する御意見、御要望をいただくとともに
建設予定地
については、(仮称)
能代ニューライフセンター
に併設する
ボランティアセンター
とのかかわりや
施設構成
に見合った土地の面積などを総合的に検討し、
市民プール東側
の民有地を候補地として提示いたしたところ、
連絡協議会
の皆様から御理解をいただきましたので、今定例会に
用地取得費
及び
基本設計
、
実施設計委託料等
の
関係予算案
を提出いたしております。
養護老人ホーム移転改築事業
につきましては、五月十四日に
緑町デイサービスセンター東側
の用地四千百六十八・八二平方メートルを取得いたしました。
基本設計
及び
実施設計
については、
プロポーザル方式
で設計者を選定することとして進めておりますが、入選者が決定次第、
設計業務
の
委託契約
を締結し、事業の進捗を図ってまいります。
雇用状況
については、一部業種で求人をふやす動きがみられるものの、離職者が高水準で推移するなど厳しい状態が続いており、
ハローワーク能代管内
の四月の
有効求人倍率
も〇・二六と引き続き低調に推移しております。今春の
高校卒業者
の
県内就職率
も四月末現在で五四・三%と、前年同期比で二・九ポイントの減となりましたが、
地元就職者
が百二十七人と前年を十八人上回ったことは
関係各位
の御尽力によるものと感謝申し上げます。本市の
緊急雇用支援対策事業
の
実施状況
でありますが、
緊急雇用創出特別基金事業
は、十二件中七件に着手し、残りの事業についても準備を進めているほか、市単独の二事業についても着手しております。また、離職者・
事業主支援事業
のうち、
生活福祉基金利子補給事業
は現在まで二人の方が、
商店街空き店舗対策事業費補助金事業
は、三人の方が利用されております。今後とも、国・
県等関係機関
と連携を取りながら
支援事業
の周知と推進を図り、雇用の促進に努めてまいります。 こうした中で、
株式会社マイカル東北
が、本年一月三十一日に
東京地方裁判所
に
会社更正手続
の申し立てを行い、
能代サティ
は六月三十日で閉鎖することになりました。まことに残念ではありますが、従業員は七月十日付で解雇するとしており、店舗については譲渡先を探しているものの、年内に決まらない場合はすべて解体し更地にする予定であるとの説明がありました。現時点での
従業員数
は直営とテナントを合わせ約二百八十人であり、今後、
ハローワーク
や
社会保険事務所
と連携をとりながら求職や
雇用保険
、
医療保険
、年金に関する説明会を開催するなど、離職者の支援に取り組んでまいります。また、
能代商工会議所
では
商店街活性化
の観点から
地元経済界
や有識者・
消費者代表
及び
行政機関
による「
能代サティ空き店舗利活用対策協議会
」を設置し、
空き店舗対策
について協議を進めているところであります。市においても「
能代サティ空き店舗利活用庁内検討会
」を設置し、その対応について検討を進めております。 次に、
郊外型大型店舗
の
進出計画
についてでありますが、去る三月二十九日、
県知事あて
に大
規模小売店舗立地法
の規定に基づき届け出がされました。四月十二日から八月十二日まで
当該届け出
の縦覧を依頼されましたので、現在、縦覧に供しております。届け出によると所在地は
落合字砂田地区
で、店舗は二店舗、
店舗面積
は合計で二千五百三十八平方メートル、
開店予定日
は平成十四年十一月三十日となっております。この計画が進められた場合、
既存商店街
が受ける影響は大きいものと思われますので、出店者に対し、規模の
縮小等計画変更
の申し入れをしたところであります。 本年の稲作は、四月が好天に恵まれ苗の生育も順調に推移し、
田植え作業
は平年より三日ほど早い五月二十日が終期となっています。昨年は、
カメムシ類
による被害等により
一等米比率
が七〇・一二%と低下したことから、各農家には出穂前の畦畔等の草刈りや出穂後の薬剤散布の徹底を周知してまいります。 本市で生産された農産物の
販路拡大
を図るため、去る四月六日、七日の二日間、
産直グループ
やあきた
白神農業協同組合等
に呼び掛け、
銀河連邦共和国
である相模原市において市場性や
販売方策
について調査する「
農産物販路拡大対策事業
」を実施いたしました。当日は、能代産米や山ウド、
ブナシメジ
、ホウレンソウなどの即売とおにぎりや山ウドのみそ漬けの試食会を行ったほか、相模原市の
小売業者
や
消費者団体
との懇談会を開催しております。初めての試みではありましたが、相模原市の全面的な協力で農産物は完売し、
小売業者
や
消費者団体
の貴重な御意見を得ることができたと考えております。今回の成果を踏まえ、今後は相模原市の消費者や
販売関係者
と話し合いを重ね、同市での受入れと本市の
関係団体
による
販売体制作り
を進めながら
産直ルート
の開拓に向けた活動を支援してまいります。 松くい虫対策については、平成八年に本市での被害が確認されて以来、国や県及び周辺町村と連携を図りながら鋭意取り組んでおりますが、被害は市内ほぼ全域に拡がりつつあり、憂慮すべき状況であります。去る五月八日に開かれた能代・
山本地区松
くい
虫防除対策会議
において、今春の平均気温は高めで推移しており、松くい虫(マツノザイセンチュウ)の「運び屋」であるマツノマダラカミキリの羽化時期が早まるとの予想から、春の伐倒駆除は、例年より十日ほど早い六月二十日を
春駆除完了基準日
として取り組むことを申し合わせ、市では春の
松林現況調査
を実施した竹生、日影、築法師、小友、
黒岡地区
など十三地区、七十八・七九ヘクタールを対象に適宜駆除を実施しております。また、風の松原については、市民の「風の松原」を保護しようとの関心や意識が高まってきており、
市民団体
や
関係機関
と十分な連携のもと、松くい
虫被害防止
に取り組んでまいります。
木質バイオマス発電施設建設事業
は、
設備機種
の選定や
木材破砕施設
の
設置許可申請
などに日数を要し着工が遅れておりましたが、
事前準備
も整い、去る四月十五日、
能代森林資源利用協同組合
と
東北エネルギーサービス株式会社
との間で
工事請負契約
が締結されました。五月九日には
安全祈願祭
と起工式典が執り行われており、平成十四年十二月の
施設完成
と十五年二月の
営業運転開始
に向け、本事業のスムーズな進捗と
早期完成
を願っております。 次に、
市街地巡回バス
についてでありますが、本年五月末までの
利用者数
は、一万四千三百五十八人、一日当たり六十八・五人となっております。一便当たりの
利用者数
は、三月八・二人、四月七・六人、五月七・二人とやや減少傾向にあります。試験運行は残り五カ月となりましたが、今後、利用の促進を図るため、能代市
交通運輸対策協議会
の御意見や
庁内検討会
の討議を踏まえ、広報やチラシによる市民の方々や
各種団体
への周知に努めるほか、一部コースの見直しを行い運行してまいります。 秋田県では、平成十三年度の
能代産業廃棄物処理センター
に関する
環境調査
結果等について、去る四月二十五日、
地元住民団体
への説明会で報告しております。十三年十二月に実施した
下水道放流水
、大
館沢表流水
及び
場内地下水
の
ダイオキシン類
の調査結果は、
下水道放流水
が〇・〇〇〇四一ピコグラム、大
館沢表流水
が〇・〇八〇ピコグラム、
場内東側
の
観測井戸地下水
が〇・〇三一ピコグラムで、
下水道放流水
については
排水基準
の十ピコグラムを、大
館沢表流水
及び
場内地下水
については
環境基準
の一ピコグラムをそれぞれ下回っているとしております。市としては、今後とも住民不安が解消されるよう、県に対し、
環境調査
の充実や
住民説明会
の開催など積極的な対応を求めてまいります。
介護サービス
の
利用見込み
や
介護給付見込み額
の算出など、
事業運営
の基本となる
介護保険事業計画
については、高齢者に関する保健・
福祉全般
にわたる
老人保健福祉計画
と調和を図りながら三年ごとに見直しを行うこととされております。この
計画見直し
に当たっては、市民の方々の御意見、御提言を反映させ、
市民ニーズ
に即応した内容としていく必要がありますので、保健、医療、福祉の各分野の関係者及び公募を含む被保険者合わせて十六人で構成する「能代市
老人保健福祉計画
・
介護保険事業計画策定委員会
」を設置いたしました。六月七日に第一回目の委員会を開催したところでありますが、来年の二月ころまでには計画の取りまとめを行いたいと考えております。
市保健センター
では、市民の
生活習慣病
の予防及び疾病の
早期発見
・
早期対応
を図るため、
健康診査事業
を実施しておりますが、
肝炎ウイルス
に関する正しい知識を普及させるとともに、肝炎による
健康障害
を回避するため、新たに
肝炎ウイルス検診
を実施することといたしました。この検診では、四十歳以上七十歳まで五歳刻みの節目の年齢に達した人のほか、過去に肝機能異常を指摘されたことのある人、要指導とされた人が国の
補助対象
となっておりますが、本市では四十歳以上で節目年齢以外の希望者についても市独自に
検診対象
に加えることとしております。
預金保険法
の改正によるペイオフの解禁に備え、庁内に
検討委員会
を設け諸課題の研究・検討を進めてまいりましたが、四月一日の
改正法施行
に合わせて
公金保護
に万全を期するため新たに
資金管理会議
を設置いたしました。この
資金管理会議
では
資金管理方針
に基づき毎年度の
資金管理計画
を定めることになりますが、
資金管理
に当たっては、元本の確保と支払いに支障のないよう流動性の確保に配慮することを優先した上で、効率性にも配慮することを
基本方針
としております。今後とも
情報収集
に努め安全で効率的な
資金管理
を行うための研究・検討を進めてまいります。 平成十一年八月の
住民基本台帳法改正
により住民票の
記載事項
として、新たに「
住民票コード
」が加えられましたが、
住民基本台帳ネットワークシステム
はこの
住民票コード
をもとに、市町村の区域を越えた
住民基本台帳
に関する事務の処理や本人の
確認情報
を行うことが出来るようにするための仕組みであります。現在、本年八月の一次稼働に向けて
システム等
の整備を進めておりますが、市民の皆様には、できるだけ早い時期に「
住民票コード
」をお知らせしてまいります。また、来年八月ころには、全国どこの市町村からでも、本人や世帯員の住民票の写しの交付が受けられるようになりますが、データの
安全保護対策
や
不正アクセス
の防止には、万全を期してまいります。 次に、
学校建設
についてでありますが、
常盤小・中学校
の
実施設計
については六月三日に
設計集団環協同組合
と
委託契約
を締結し、現在、
常盤小・中学校
のそれぞれの分野の
担当教諭
と個々の教室について設備等の打ち合わせをしております。また、
浅内小学校
の
建設予定地
は、上ノ山Ⅰ遺跡の範囲に含まれるため、
遺跡保護
の観点から遺跡の詳細を確認するための調査を実施いたしました。調査の結果、落とし穴二基、土坑一基を検出いたしましたが、これは縄文時代に狩り場として利用されていたものと思われます。このような遺跡は比較的調査例が多く、狩り場という性格上、遺構が密集して検出される可能性や出土する遺物量も極めて少ないと予想されるため、
記録保存
のみにとどめ、遺跡をそのまま残す
現状保存
までは不要であり、敷地造成や
校舎建設等
に支障がないものと判断いたしております。これらの調査結果を踏まえ、
常盤小・中学校
に引き続いて
浅内小学校
の改築に早期に着手できるよう、今定例会に
同校用地取得費
の
関係予算案
を提出いたしております。 今年度の
市奨学金
の貸与者は、高校生十三人、
高等専門学校生
及び大学生二十人の募集に対し、高校生は一人、
高等専門学校生
及び大学生は十七人の応募があり、
奨学選考委員会
の審議を経て、十八人全員を奨学生として採用しております。平成十四年度と十五年度は、現下の雇用・
経済情勢
により就学が困難な学生及び生徒に対応するため、採用枠をふやしておりますが、採用が募集枠を下回ったことから
奨学選考委員会
の意見も伺い、二次募集をしたところ、
高等専門学校生
及び大学生九人の応募がありました。今後、
奨学選考委員会
の審議を経て採用者を決定してまいります。 去る五月三日から三日間、
総合体育館
で開催された「第十五回
能代カップ高校選抜バスケットボール大会
」は、十五回の
記念大会
として、韓国三一
商業高等学校
を招いての
国際大会
と位置づけ六チームによるハイレベルな熱戦が繰り広げられました。決勝戦では、全勝同士の韓国三一
商業高等学校
と能代工業高等学校との対戦で速攻の能代工業高等学校が高さの三一
商業高等学校
を破り三年ぶり七回目の優勝を果たしました。三日間の延べ入場者数は九千百人で、多くのバスケットボールファンを魅了いたしました。また、市民体育館では、高等学校女子、能代山本スポーツリゾートセンター「アリナス」ではミニバスケットボールの試合も行われ、能代カップに花を添えたところであります。 次に、秋田県近代美術館移動展の能代市開催についてでありますが、この移動展は、すぐれた美術作品に接する機会の少ない県民に鑑賞機会を提供する事業として、県が昨年度から開催しているものであります。第一回目は大館市での開催でありましたが、第二回目の今年度は、秋田市と能代市で開催することになりました。すぐれた美術作品の鑑賞は市民の芸術文化の振興に大いに意義あるものと受けとめており、現在
関係機関
と協議を重ね、諸準備を進めているところであります。開催日は、九月二十二日から二十九日まで、会場は文化会館中ホールを予定しておりますが、多くの方々にすぐれた美術作品を鑑賞していただきたいものと考えております。 市史編さん事業の一環として昭和九年ころに制作された映画フィルム「能代港町全貌」を、三月末にビデオとして再生いたしました。市史編さんに活用しているほか、市民の生涯学習にも役立てていただくため、ビデオの貸し出しをしており、五月末日現在で五十七件の貸し出し、鑑賞延べ人数は、約千三百人となっております。市民の方々には懐かしい貴重な映像として好評を得ておりますので、今後、さまざまな学習活動に利用していただきたいと考えております。 去る五月二十六日、地震・津波・火災などを想定した「第十九回能代市防災訓練」を実施いたしました。本年は、県内九市持ち回りで開催している「秋田県総合防災訓練」が九月三日に能代市を会場として開催するため、市民、
関係機関
の御協力は当該訓練時にお願いすることとし、今回の訓練は、市職員、消防職員を中心に有事の際の対応に視点を置いた訓練を実施いたしました。第一次動員職員百八人の非常参集訓練のほか、災害対策本部での停電時対応訓練、広報伝達、被害調査出動訓練、避難所設置及び備蓄品搬送訓練などを実施し、現況把握と有事の際の役割を再確認したところであります。 次に、主な
提出議案
について御説明いたします。 承認第一号は、平成十三年度能代市一般会計補正予算の専決処分で、歳入においては特別交付税及び市債の増額と、これらに伴う財政調整基金からの繰入金の減額であり、歳出においては財政調整基金積立金及び減債基金積立金を追加する補正予算について専決処分したものであります。 承認第二号は、能代市市税賦課徴収条例の一部改正についての専決処分で、地方税法の一部改正等に伴い、個人市民税、固定資産税及び特別土地保有税について、緊急に条例改正の必要が生じたため専決処分したものであります。 承認第三号は、平成十四年度能代市老人保健医療特別会計補正予算の専決処分で、老人保健医療特別会計の十三年度医療費が確定いたしましたが、国等の医療費負担が概算払いであるため、決算見込みにおいて歳入不足を生じましたので、十三年度会計へ繰上充用するため、専決処分したものであります。 議案第四十九号「能代山本広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び能代山本広域市町村圏組合規約の一部変更について」は、能代山本広域福祉センターの廃止に伴い、組合規約の一部変更に関する関係地方公共団体の協議について、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第五十二号「能代市公共下水道根幹的施設の建設工事
委託契約
について」は、終末処理場の加温設備の設置及び汚泥脱水設備の増設工事に関する
委託契約
について、地方自治法及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第五十三号「能代市
公営企業
の設置等に関する条例の一部改正について」及び議案第五十四号「能代市ガス供給条例等の廃止について」は、
ガス事業
の譲渡に伴い、条例の廃止等をしようとするものであります。 次に、議案第五十五号平成十四年度能代市一般会計補正予算の概要を御説明いたします。 まず、歳入でありますが、主なものとしては、秋田県総合防災訓練費県負担金、地域企業育成
支援事業
及びふるさと子どもドリーム県補助金、財政調整基金繰入金、地域新
エネルギービジョン策定等事業
費補助金、並びに
在宅障害者支援施設
建設事業債等を計上しております。なお、平成十三年度決算の実質収支見込みは一億九千六百五万六千円となりますので、前年度繰越金の追加計上後の予算額を差し引いた差額一億四千四百五万六千円については、後日計上させていただきます。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 総務費においては、能代市地域新
エネルギービジョン策定等事業
費千十五万三千円、秋田県総合防災訓練費五百二十九万二千円等を計上しております。 民生費においては、
在宅障害者支援施設
建設事業費八千九百六十六万一千円、老人保健医療特別会計繰出金七百五十三万円等を計上しております。 衛生費においては
肝炎ウイルス検診
を行うための健康診査費五百六十四万七千円を計上しております。 商工費においては、地域企業育成
支援事業
補助金五百万円を計上しております。 教育費においては、
浅内小学校
用地取得費
三千四十六万円、ふるさと子どもドリームアップ事業費九百七十万円等を計上しております。 以上、一般会計補正予算案の概要を申し上げましたが、補正額は一億八千三百十万円となり、これを既定予算に加えますと一般会計の総額は百九十八億三百十万円となります。 次に、議案第五十六号平成十四年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算についてでありますが、歳入では、国民健康保険税及び財政調整基金繰入金の減額並びに療養給付費交付金を追加計上しております。また、繰越金は一億七千万円を追加計上しておりますが、出納閉鎖に伴う平成十三年度決算見込みでは繰越金が二億六千三百九十万円となりますので、追加計上後の予算額を差し引いた差額三百九十万円については、後日計上させていただきます。歳出では、療養給付費国庫負担金の償還金及び予備費の追加を計上しております。 このほか、提案いたしております各単行議案及び平成十四年度各特別会計補正予算案につきましては、提案の際詳細に説明いたしますので省略させていただきます。 よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、任期満了による檜山財産区管理委員の人事案件につきましては、後日、追加提案する予定でありますのでよろしくお願いいたします。
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○議長(竹内宏君) 本日はこれをもって散会いたします。明十三日から十六日までは休会とし、十七日、定刻午前十時より本会議を再開いたします。 午後十一時四十三分 散会...
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